このページでは、クラウドベースでID管理を行うメリットを解説しています。また併せて、当サイトで紹介しているID管理システムの中から、クラウド型の製品を簡単にまとめました。
クラウド型のID管理システムは、ブラウザ上で利用することができます。自社にサーバを構築する必要がなく、初期コストが抑えられることから、中小規模の企業でも導入しやすいのが強みです。
製品の多くはID・パスワードを入力すれば利用できることから、問い合わせから短期間での導入にも対応しています。
クラウド型のID管理システムは、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでもID管理が行えるようになります。また、拡張性が高く、社内と社外のハイブリッドなシステム環境でも利用できるのが強みです。
クラウド型のID管理システムは、長年のシステム開発で蓄積された機能や運用経験、ユーザーからの声をもとに、機能が随時追加されています。そのため、自社で開発しなくても、社内のID管理業務をアップデートさせていくことが可能です。
クラウド型のID管理システムは、その多くがサブスクリプション制を採用しています。そのため、あらじめ想定コストが見通せるのがメリットとなっています。自社の規模が大きくなれば、ライセンス数を増やせばよいだけなので、ハードウェアを入れ替える必要はありません。
ここでは、当サイトで紹介しているID管理システムの中から、クラウド型の製品をいくつか簡単にご紹介します。
株式会社ハイ・アベイラビリティ・システムズが提供するクラウド型ID管理システム。金融機関を中心に多数の導入実績があり、ノウハウをもとに生産性とセキュリティを高められるシングルサインオンを実現しています。
株式会社ディライトテクノロジーが提供するクラウド型ID管理システム。IDデータのフォーマットを問わず取り込み可能で、各システムで自動的にプロビジョニングできるようになります。
株式会社アクシオが提供するクラウド型ID管理システム。引継ぎ期間を想定した各システムの権限付与など、いわゆる「日本型雇用」にも適したID管理が自動的に行えるようになります。
クラウド型のID管理システムを利用すれば、インターネット環境さえあればいつでもID管理が実現します。また、自社で開発しなくても、随時機能をアップデートさせてくことが可能です。短納期の製品も多いので、これからID管理システムの導入を検討しているという方は、まずはクラウド型をチェックしてみてはいかがでしょうか。
なお当サイトでは、ニーズ別におすすめするクラウド型ID管理システムを厳選してご紹介しています。こちらも併せて参考にしてください。
「ゼロトラスト」時代のID管理においては、IDが持つユーザー情報と権限を正しくコントロールし、かつユーザーに起こりえる人事イベントと正確に連動できることが重要です。このサイトでは、ゼロトラストに対応できるID管理システムを、企業のニーズ別に厳選して紹介しています。
※「ID管理」でGoogle検索上位30社を調査(2021年3月調査時点)。その中から、「IDの一元管理」「ID管理の効率化」「複数拠点のアクセス管理を一気通貫で強化」というニーズのいずれかに応えられる会社を、それぞれ1社ずつ紹介。